新型ウイルス「サッサー」の感染、国内でも続々と広がり。
2004年5月6日
早めの対策をして置いて良かった・・・って、感じ。
ダウンロード、インストールは面倒くさいけど
こういう後々の事を考えれば、なんでもないもんだ。
ダウンロード、インストールは面倒くさいけど
こういう後々の事を考えれば、なんでもないもんだ。
+新型ウイルス「サッサー」の感染、国内でも続々と広がり +
米マイクロソフトの基本ソフト「ウィンドウズ」の欠陥を突く新型ウイルス「サッサー」に関して、日本国内でも感染報告がウイルス対策会社に寄せられ始めた。各社は「6、7の両日も休業している企業が少なくない。週明けの10日にパソコンを起動した際、感染事例が急増する恐れもある」(トレンドマイクロ社)などと、ウィンドウズユーザーに注意を呼びかけている。
ウイルス対策ソフトの大手、日本ネットワークアソシエイツによると、4日から6日夕までに、国内127社、計581台のパソコンでウイルスを発見し、駆除する作業を実施した。
マイクロソフト社によると、同社のホームページなどを通じてウィンドウズの欠陥を修復すれば、ウイルスの侵入を防ぐことができるという。
サッサーは、ウィンドウズの「XP」などを搭載したパソコンが攻撃の対象。インターネットに接続するだけで感染し、電源が自動的に切れるなどの被害が世界中で出ている。
+新型ウイルス「サッサー」、感染広がる+
新型のウイルスが3日、世界中で拡散し数万台のコンピューターに感染してネットワークに被害を与えた。このウイルスは「サッサー」と呼ばれる最新型のワームで、ウィンドウズ2000とXPのユーザーを標的にしている。永続的な被害は与えないものの、発見されて以来非常に早い速度で拡散している。「マイドゥーム」など最近流行のウィンドウズを標的にしたウイルスとは異なり、サッサーは電子メールの添付ファイルなどの媒介を利用せず、マイクロソフト(MS)のウィンドウズOSの脆弱性を通じて拡散する。昨年コンピューターシステムを麻痺させた「MSブラスト」と同様に、このウイルスはインターネットを通じて脆弱なコンピューターをスキャンし、OSの欠陥を利用して直接コンピューターに侵入する。
ウイルス対策ソフト会社のF−Secureによると、フィンランドの銀行のネットワークがシャットダウンし、台湾の郵便局では420の支局でコンピューターが停止するなど、世界中で最大20万台のコンピューターが感染した。しかし、インターネットの状況を監視しているKeynote Systemsによると、サッサーはインターネット全体としての機能に影響は与えていないという。専門家は、今回の流行はOSの欠陥が見つかってからウイルスやワームが開発されるまでの時間が短くなっていることを示していると警戒する。ユーザーが修正プログラムを適用する時間も短くなり、被害が大きくなる可能性があるからだ。MSがウィンドウズの欠陥についてユーザーに警告したのは4月13日だが、その2週間後にはウイルスが開発されたことになる。過去には、ウイルス開発まで少なくとも1ヶ月はかかっていた。
MSは欠陥を修正するプログラム(パッチ)を発表しており、このパッチが適用されているコンピューターは感染しない。同社は、サッサーが発見される前に1億5000万人以上のユーザーがすでにこのパッチをダウンロードしたと述べる。このパッチは同社のホームページ(www.microsoft.com/security)から配布されている。
(Asahi.com)
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