『英雄〜ヒーロー〜』。

ジャッキー・チェンの出ていないアジア映画っていうのを
今日、初めて見ました。見ちゃいました(゜▽゜*)。
しかも、大スクリーンで。えぇ、今頃です・・・。
色々あって、観る事が出来たのですが
公開当時、流されていたテレビCMで空から無数の矢が降ってくる！
みたいな映像に心惹かれたのを思い出しました。

で、映画の印象ですが・・・。
ストーリーはごくごくシンプルだと感じましたね。
それを、映像美でコーティングして、スペクタクル？な大作に仕上げている。
ちょっと間違うと、グズグズになってしまいそうなのに
描こうとしていたものの本質を見失わず、そして
上手く色を使う事によって、観ている人に混乱を与えずに綺麗に
纏めてたんじゃないのじゃないのかなって感じました。
って、何か偉そうなこと書いちゃってますけど・・・。
感想としては　"切ない"　ですね。
私の十八番な一言　『切ない』　なんで、色んな所で出してますけど・・・。
いや、だって英雄とはその表舞台に立った者だけのことを指しているのではない
何かがなされた時、その裏には・・・・みたいな、事を感じたんですよ。
その裏の方たちのお話ですからね。って、ストーリーまんまですけどね、、、(苦笑)。

さて、上記に挙げた映像美について。
いや、もうめっちゃ綺麗でしたね！
色もなんですけど、その衣装のデザインも良くって。
動く度にひらひらと舞う袖とかが、私の勝手な解釈なんですけど
その袖の動きが刺客達の運命とか、心とかをも表しているような気がしてですね。
単なる目への遊びと言うか、刺激と言う感じだったのかもしれないけれど
そういう事まで、考えさせちゃう衣装、凄いです。
綺麗な色の衣装たちですけど、衣装を担当した方の話だと赤の色を出すのに
とても苦労したらしいのですが。。。
私的には、青の衣装が好きでしたね。凛とした感じが良かったかな。
黄色のイチョウの葉に囲まれた中での女二人の決闘シーンも素晴らしく
美しかったですけどね。
でも、トニー・レオン演じる残剣には緑が似合ってたなぁ〜。
何か、残剣が目茶苦茶カッコ良かったです。
特に、秦王と戦うシーンは、全てが完璧っっっ！！！
そこら中に垂らされた緑の布？が　はらはら？と落ちるシーンでは
ちょっと鳥肌が立ったくらいでね。
このシーンって、残剣の心が決まったのを表しているのかな？と
またまた勝手な解釈してました。
そうそう、すっごく気になっているんですけど　あの長〜〜〜い髪の毛！
あの処理が上手すぎるんで、ビックリですよ。
ぐるぐる回ったりしてるのにも関わらず、ちゃんと顔は隠れない・・・。
あれは、CG？　それとも役者さんの顔の振り加減？
っと話がズレましたけど。

あとは〜、、、。
演じてる役者さんの表情も凄く良かったかなぁ〜。
着ている衣装の色によって飛雪の髪のセットが微妙に違くしてあるのも
細かいなぁって、思いました。けど　ソレが良いんですよね。
特に、赤い衣装着ている時の飛雪。女の怖さがね、ひしひしと感じられました。

で、も、ちょーーーっと　アクション(ワイヤー系)には　微妙かなぁって
感じるところがあったのも事実。特に、スローの時かなぁ。
刺客達が強過ぎるのにも、ビビリましたけど・・・。
兵士なんていらんやんって思ったのは私だけじゃないハズ。
おいおいおいって、心でツッコミ入れてました。

7つだか、5つある伝説のうちの1つの話だって、映画の冒頭で字幕入ってましたが
これは、ホントなんですかね？？？
基本的な史実とかに関して何の知識もないので、そーいうの
知っていたら、もっと面白くなったりしたのかな？？？
でも、それを差し引いても良い感じでしたね。
　
　
　
　
　
　
namyさん、お気に入りの登録　ありがとうございますm(__)m
タイトル通りの日記ですが、少しでもお気に留まったなら嬉しいです。