『青の炎』

2005年4月13日
テレビでやっていたので、観ました。

真っ青な空と、海をバックにロードレーサーで走る少年の絵は見ていて
単純に良いなぁ〜って思ったし、全体的なトーンも、BGMも良かったです。
でも、何というか、私的には全く感情移入が出来ず・・・・。
観終わった後は「・・・・・う゛〜ん・・・」ってな感じでした。
淡々としているのと、あっさりしているっていうのは違うと思うんですけど
どーでしょう???

このあっさり感というか、私の中で何処にも引っかかってこなかったって言うのは
多分、この殺人を犯さなければと思い込んだ少年がどうしてそこまで、、、
というところで、観客に対して納得させるだけのエピソードが余りにも
曖昧になりすぎたせいなんじゃないかなぁ?と感じました。
映画だけしか観ていない私には、少年が弁護士に対して話す漠然とした
幼少期の記憶云々、日常の中の元義父の行動、少年自身の苛立ち、でしか
想像出来ないんですよね。(あと、家族の様子も入るかな?)
その鬱積したものを観客に想像させるのはいいんですけど、もう少し想像するだけの
材料を与えてもらいたかったです。
多分、原作を読んでいる人たちにはその間の色々な事を読んで知っているだろうから
本を読んでいると又違った感想になるのかもですが・・・。

尺の関係上とかあるかもですけど、そこに力を入れてもらえたら
映画だけで 主人公に感情移入できて、切なさとか、悲しみとかあったんだろうなって感じかな。
 
 
 

コメント

潤

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