「キング・アーサー」

いんやぁ〜、目がシパシパする・・・。
えぇ、もう、だだ泣きしました。
時代に翻弄されて、その中で苦悩し、立ち向かっていった男たちのお話。
違うかな？

“アーサー王”については、エクスカリバーという選ばれた者にしか抜けない剣を
引き抜いた、選ばれし者という位しか知らなくって、しかもソレを知ったのは
ディズニーのアニメ映画なもので・・・。
知識に関しては全くの無知だったんですけども。
そういうのが先入観をなくしてくれて、逆に良かったのかもです。
というのも、どうも私の観た劇場公開版は評判が悪いみたいで・・・(汗)。
多々あるエピソードがカットされているようなのですが、それでも登場人物たちの表情で
映像として見せられているもの以上に感じるものがあったし、そこは想像力ってもので(笑)
目茶苦茶、感動してしまいました。
特に中盤から後半に掛けての、アーサー、グウィネビィア、ランスロット
3人の表情からは色々と語られているような気がして、惹き込まれました。

私的には、切な過ぎるランスロットに一番肩入れをして観ていたかなぁ。
このお話の始まりもランスロット視点だったから、そのせいもありありですが。
最後の戦いでは、その前とか、中盤辺り？のね、、、
あんまり言うとネタバレなので省きますけども、そのシーンで
「あぁ・・・」「そんなこと・・・」と感じる訳ですよ。
そうやって、先が読めてしまっていても、大号泣してしまいました。
あと、凍った湖の上での戦いには、本当に息を呑みました。

「LOTR」もそうですけど、自分の生死を前にしての信頼関係とか人との繋がりとか
相手を想って悩む姿とか、そういうものに 強く惹かれます。