「虹の女神 Rainbow Song」

今日は、コレが観たくって映画館へ行って来ました。
岩井俊二がプロデュースっていうのと、TVで流されていたCMで観たいなぁと。

で、感想。
期待していた以上でした。
相手が近過ぎて見えていない鈍感男と、相手が近過ぎて臆病になる女。
鈍感男・岸田智也は優柔不断で、恋愛に関して他力本願。
好きな相手に告白したいからって、本命に近い女友達に告白の手伝いを頼んじゃう
そんなヤツなのに、どーしても憎めない・・・。
純粋なんだろうな、真っ直ぐなんだろうな、っていうのを本当に自然に
スクリーンに映し出してた市原隼人に脱帽でした。

そして、人の死を受け入れられるまでの時間を淡々と描いてるのが
智也の回想であおいとの日々が輝いていたんだってコトと対比になっていて
爽やかだけど、切なさとか悲しさが散りばめられていて、美しい映像も
その効果に拍車を掛けているようで、目頭が熱くなりました。
佐藤家の人たちも 物語のアクセントになっていて良かったなぁ。